児玉です。
ストレスは、自律神経のバランスを崩し、あらゆる身体の不調を招きます。
当サロンでは、ロルフィングというボディワークを中心にセッションを行っていますが、そこには必要に応じて、様々なメソッドを取り入れています。
クラニオセイクラル・バイオダイナミックスは、その中でも大きな要素の一つです。
クラニオセイクラル・バイオダイナミックスとは?
脳脊髄液の潮流のような動きで、一時呼吸と呼ばれるリズムを感じながら、セッションは非常に繊細なタッチで、ゆったりと行われます。
サザーランド博士によると、脳脊髄液は、中枢神経系、内分泌系、免疫系が相互にやり取りする際にも重要な媒体だそうで、実際、そうしたリズムを感じてセッションを進めると、たいがいクライアントさんの身体は、深くリラックスしていきます。
そして、クライアントさんから感想をいただくと、頭がすっきりして全身は本当にリラックスできるようです。
中には、その晩は非常に良く眠れた、とご報告をいただくこともあります。
ストレスにさらされている方のお身体は?
ストレスを感じている方の多くは、全身の緊張を感じることも多いのですが、特に頭蓋、首回りの緊張は強く感じます。
呼吸も浅く、ロルフィングで重要視している、各々の隔膜(ダイアフラム)の共鳴といったものも感じられないことが多いです。
人間の体は、60パーセント以上は水分でできていると言われています。
体が良い状態のときは、まるでウォーターベットの上で、呼吸の波が全身に伝わっているように感じます。
血液やリンパ液といった流れにも関係すると思われますが、実際、ストレスにさらされ頭が疲れているような人は、頭のほうに熱がこもって下肢のほうに流れが悪くなっているのを感じることが多いです。
頭も、一種、むくんだような状態になっています。それでいて、女性は特に足先が冷えているという方も。
自律神経系へのアプローチ
ロルフィングは、日頃の疲れやストレスで、硬く縮んでしまった筋膜にアプローチしながら、全身の緊張を解放していきます。
人間は、ストレスから自分を守るために、一時的に呼吸を止めるという一種の防御反応があるようです。
皆さんも、そんな風になっていませんか?
(ちなみに、私は、パソコンに向かうと、呼吸を止めている自分の状態に気づきます^^;)
ロルフィングでは、楽で自然な呼吸を引き出し、各ダイアフラムの共鳴を導いていきます。
と同時に、一時的に呼吸を止めて身体を身構えている(緊張している、力が抜けない)状態から、解放していきます。
また、ロルフィングセッションは、身体の教育でもあります。
ストレスにさらされやすい環境化の中で、自分の身体はどうありたいか? 健全な状態を保つコツや、自分を取り戻す方法などを、セッションの中でご紹介していきます。
当サロンでは、、
当サロンでは、ロルフィングセッションの中に、クラニアルのワークを取り入れています。
サロンよっては、別メニューにしているところもありますが、当サロンでは、必要と思われる方に適宜、提供させていただいております。
セッションの流れ、実際に受けていただいたクライアントさんの声などは、以下の記事をご参考になさってください。
(とりとめもない日記スタイルになっている点はご了承ください^^;
仕事がハードで、ストレスにさらされている方へ
ロルフィングもクラニオも、すべての方に受けて欲しいですが、中でも、仕事がハードで、大きくストレスにされされているような方は、体調が悪化しないうちに早めに受けて欲しいと願っています。
たいがい、早めに対応すれば、回復は早くすみます。
反対に、対応が遅れれば遅れるほど、身体はより深刻な状態に陥りやすいです。
ロルフィングセッションの良い点は、自分の身体と向き合いながら、自分で自分の身体を癒す術を身につけられる点だと考えています。
ストレスの原因を、直ちに取り除くことができれば一番良いですが、なかなか思い通りにいかないのが現実だったりしませんか?
ストレスの対応の仕方を、ロルフィングというボディワークのセッションを通して学んでみませんか?
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