児玉です。
先日、フラダンスを始めて約半年、という方がいらしてくださいました。フラのダンスにようやく慣れてきたものの、腰回りの動きが思うようにいかず悩まれていました。
M様:「先生に、後ろにお尻を突き出せと言われるのですが、なかなか思うようにいかないのです」とのこと。
もともと、股関節周りに痛みが出やすかったりと、トラブルを抱えていらっしゃるようでした。
ロルフィングを受けようと思ったのは、フラを始めたことをきかっけに、自分の身体を見直したかったからだそうです。
背中のカーブが欲しい、、
ダンスの際に、後ろにお尻を突き出す動きは、私も昔、サルサの先生からよく言われていました。
が、そもそも日本人にとって難しい体勢だと思うのです^^;
日本人の女性は(男性も?)、どちらかといえば、背中が平らな人が多いように思います。
本来、背骨は、なだらかなS字のカーブがあるのが理想です。そのせいなのか、ダンスの際に、やや中腰になってお尻を突き出すというのが苦手な人が多いようです。
M様:「先生から背中のカーブが少ないということを指摘されました」「でも、無理に腰のカーブを意識すると変に力が入って上手く動かないのです、」
そんな風におっしゃってくださいました。
どうやら、体制を整えようとして無理な身体の使い方をしていたようです。
私:「何か「する」というより、「しない」ほうが良さそうですね」
「意識して何かをすると、たいがい”力み”につながって、理想的な動きにつながらないと思うのですが、どうですか?」
そんな会話をしました。
とはいえ、特定の動きをする(筋肉を働かせる)より、動かさない(脱力する)ほうが難しかったりします。
そうしたことができるように、セッションでは行っていきます。
ロルフィングセッション後の感想は?
さて、少し戸惑いを感じていらっしゃったM様でしたが、セッション後、立ってもらうと、安定して立っていました。
M様からも、こんなコメントが、、
◯「ずし〜とした感じがします。 そして足裏が密着しているのが感じられます」
◯「安定感が増したように感じます」
そんな風におっしゃってくださいました。
最後に、お写真で確認すると、わずかではあるものの、背骨にカーブが現れていました。
M様も、それにはびっくりされていました。
「楽に動けるようになりました!」
M様から、数日後にメールをいただきました。
先日のフラのレッスンで、先生に動きが良くなったと褒められたとのことでした。
しかも、腰のあたりが軽くなって、日常生活の中で快適に過ごせているようでした。
次回からM様のセッションも、後半に入ります。
より背骨の自然な動きが引き出せるようにしていきたいと思っています。
ロルフィングセッションを、毎回楽しみにしてくださるM様。私も毎回、M様とのセッションを楽しくさせていただいています。
そして、今後の変化を楽しみにしています!
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