骨盤がずれる? 骨盤が歪む? 対処法

姿勢や動き、身体の使い方

児玉です。

先日「骨盤がずれやすくて、腰が頻繁にいたくなる」というお悩みの方がいらしてくださいました。

骨盤が歪んだり、骨盤がずれるのを気にされる人がいますが、骨盤そのものが歪むというより、骨盤の周りの筋膜のバランスが崩れていることが関係します。

左右で骨盤の高さが違ったり、前方(後方)に傾いたりした状態です。

骨盤がずれる? 骨盤が歪む? 原因は、、

どうしてそうした状態が起こるかといえば、座り方や歩き方など、身体の使い方に問題があることが多いです。

身体の構造に合った座り方や歩き方って、今まで誰かから習うことってあまりないですよね?

皆さん自己流で立ったり、歩いたりしています。 長年の自分の癖が、骨盤の歪み、骨盤のずれ(骨盤の左右差)につながるのです。

骨盤がずれる? 骨盤が歪む? 対処法は、、

それでは、骨盤の傾きの左右差(骨盤のゆがみ、ずれ)は、どうしたら良いでしょうか?

通常だったら、信頼のおける整体や、マッサージなどに行って、骨盤周りを整えてもらうことになるかもしれません。

もしくは、ご自分で、ストレッチなどで骨盤周りを調整している人もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが、今回のクライアントさんのように、頻繁に骨盤のズレを気にされているような方は、根本から身体を見直したほうが良いかもしれません。

それには、ロルフィングというボディワークの観点から、2つ提案できます。

一つは、ご自分で「身体を感じること」

身体を感じるというのは少し難しく聞こえるかもしれませんが、自分の身体の状態を知ることでもあります。

そして、自分の身体が感じられるようになると、自分でもある程度、身体を緩ませたり、バランスを整えることができるようになります。

もう一つは、歩き方、座り方などの身体の使い方のクセを見直すことです。 先ほど書きましたように、私たちは今まで自己流で身体を使ってきました。

それを修正して、身体に負担になりにくい動作を学び直すのです。

ロルフィングというボディワークは、筋膜という軟部組織を緩ませてバランスを整えるだけではありません。

基本動作を学び直す身体の教育でもあります。

骨盤の歪み、左右差はこうして起こる?!

もう一度、おさらいしますと、、

骨盤は、骨盤そのものが歪んだり、ずれたりするのではなく、骨盤周りの筋膜がアンバランスになった状態だとお考えください。

日頃のストレスや疲れによって、筋膜は固くなりやすいです。筋膜が固くなると、筋膜は縮む傾向にあります。

このとき、左右均等に縮んでくれれば良いですが、たいがい左右でアンバランスが生じます。

その結果、腰骨の高さが左右で違ってきたりするのですね。

腰痛の症状がある人は、ちょうど腰骨の高さの周辺が固くなっていることがありますが、たいがい左右で異なる状態になっています。

骨盤の歪み、ズレ、左右差の対処法は?

自分で骨盤の歪み、骨盤の左右差を自分で把握するのは、ちょっと難しいかもしれません。

骨盤の歪み、左右差を気にされるのであれば、骨盤周りの筋膜が固くなっていないか? そこをチェックすると良いと思います。

筋膜が固くなると、左右のどちらかに引っ張られてアンバランスになるということです。

ですから、できるだけ筋膜が固くならないように柔軟性を保つようにしておくことが良いのですね。

柔軟性を保つためにできること?

日頃から、骨盤周りの筋膜の柔軟性を保つことが大事だということはお分かりいただけましたでしょうか。

では、そのために出来ることはといえば、、結局、話は先ほどに戻ります^^;

自分の身体を感じることです! 身体を感じることで、ある程度自己調整ができるようになるからです。

そして、身体の使い方のクセを修正していくことも提案したいです!

これから一生、付き合っていく自分の身体ですからね。 今のうちから、身体に負担になっているような身体の使い方(フォーム)は、修正していきましょう!

それによって、いつの間にか制限されてしまった動きも、解放されていきます。

腰痛などの身体に痛みがある時は、たいがい動きも制限されています。

反対に、骨盤周りに動きがあるようにしておくことで、柔軟性が保たれ、快適に生活できるようになるのです。

自分の身体、根本から見直してみませんか?

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