マウスを持つ手、負担がかかっていませんか?

慢性的な痛みや不快な症状

児玉です。

パソコン作業を続けていると、目も肩も腰も疲れませんか?

いつも言っていますが、私たちの身体は、構造上、座るように設計されていません。そもそも、長時間の作業は身体に負担が大きいのです。

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とはいえ、今の生活の中では避けて通れないですものね。

だから、少しでも身体の負担を減らすように、身体の使い方を学ぶのです。まあ、それがロルフィングという身体の教育です。

 

今日のテーマは、腕。

特に、前腕と言って、肘から手先のほうにかけて。

先日、ほぼ一日中パソコンに向かっていたら、肩や腰以上に、前腕(肘から手先側の腕)が痛くなるのがわかるくらい負担をかけていることに気がつきました。

 

私たち、ここ(前腕)、けっこう使っています!!

しかも、パソコンに向かっている時間以外にも良く使う場所なので、休まるときがありません。使い過ぎになっていることが多いです。

 

そこで、腕に負担がかからないようにと、マウスの大きさを変えてみたり、トラックパットにしてみたりと、私も試行錯誤して、行き着いた先は、こちらのトラックパック。

 

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トラックパットに変えてから、マウスよりも腕の負担は減ってきました。

 

ただ、腕や手の使い方のほうが、むしろ大事かもしれません。

 

ちょうど手首のところは、根管と言って、トンネルのような空洞になっていて、そこに正中神経と呼ばれる神経や腱が通っています。

そのため、ここの空洞が圧迫され、神経などが押しつぶされるようになると、手にしびれや痛みの症状が出やすくなります。

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だから出来るだけ、トンネル状の空洞を押しつぶさないように保ちたいです。

手首を不必要に折り曲げるようなことはしたくないのですね。

 

例えば、テニスやゴルフをする人なら、ボールを打つ時に、手首を返すような打ち方はしないと思います。

やはり手に負担がかかりやすくなりますし、ボールが思わぬ方向に飛びやすいです。

 

私は小さい頃、ピアノを習っていたのですが、最初に習ったのが、この手の使い方。手首を折り曲げない状態で、ピアノの鍵盤に向かいました。

 

マウスを持つときの手も、基本同じです。マウスを使っている人は、マウスを持った手首が折り曲げられていないか、チェックしてみてくださいね!

腕よりも、手首が上に持ち上がっている状態は、前腕に負担がかかっているかもしれません。

 

トラックパットは、マウスよりも、前腕に負担がかかり難いと思いますが、それも使い方によります。

トラックパットに変えても、手の使い方を注意しない限り、手の負担は減らないというのが、最近の私の気づきです。

 

最近、私のところに腕の問題を抱えてこられる方が続きました。

腕のしびれ、腕の痛みって、長期間放置していると、日常生活に支障をきたすほど悪化するケースがあります。(⇦これ、本当です!!

腕の問題を長期間放置すればするほど、治るまでに時間がかかりますので、早めの対策をしてくださいね!

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