マウスを持つ手、負担がかかっていませんか?(その2)

慢性的な痛みや不快な症状

児玉です。

先日、「マウスを持つ手、負担がかかっていませんか?」という記事を書きましたが、その続きです。

腕に負担がかかるので、マウスをやめて、トラックパットにしたら?という話でしたね。

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実は、クライアントさんからもそうした相談を受けたのですが、それ以前に、身体の使い方のほうが重要です。

身体の設計図どおり、できる限り負担のないように使うのが良いです。

 

具体的には、手首を反らしたり、手首を左右に傾けるようなポジションは、カラダに負担がかかりやすくなります。

 

このように手首を反らすと、前腕(肘から指先側)に負荷がかかるのが分かるでしょうか?身体には負担なんですね。

(手首を曲げているので、シワが出来ています)

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こちらのほうが、負担は少ないです

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手首の下にタオルを敷いて、手首の負担を減らしています。

この写真はマウスを使っていますが、トラックパッドも基本は同じです。

出来るだけ、手首のあたりに負荷がかからないようにするのがポイントです。

 

そして、こうしたポジションをとるためには椅子の座り方も大事です。

手首だけどうこうしようとしても、足裏から骨盤の位置、肋骨周り、肩、腕なども関係します。

セッションでは、身体ぜんたいのバランスの中で、腕の負担がかかりにくい場所を見つけていきます。

 

ちなみに、先日のクライアントさんは、スマホの使いすぎで親指側のほうに負担をかけていました。(親指が痛いと言っていました)

一方、反対側の腕は外側(小指側)のほうに負担をかけていました。(こちらは、以前からずし、、と重だるさを感じていたようでした。)

微妙な身体の使い方によって、こうした違いが現れるんですよね。

 

セッションでは、、

硬くなった身体を緩めていくのであれば、筋ゆるケア、根本からの改善を期待するのであれば、ロルフィングセッションをお勧めしています。

どちらも、筋膜という軟部組織を、ゆっくりストレッチするような感じで施術していきます。

 

アロマのオイルなどはあえて使わず、筋膜の表層から深層にかけて、あらゆる層に働きかけていくので、深部のコリも緩められます。

ゆったりと流れるような施術方法は、多くの人が寝てしまうほど、気持ちが良いです。

 

ただ、、硬くなった状態が長い人ほど、時間がかかるものと思ってくださいね^^;

早目に対応したほうが、早く回復しますよ!

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