児玉です。
“肩こり”の症状は、あっても当たり前、と思っていませんか?
一時的にほぐしてもまた、肩こりになるし、、、と諦めていませんか?
実は、かつては、私自身、そう思っていました(^▽^;)
デスクワーク中心の今の生活をしていたら、”肩こり”くらいなるでしょう、、、ってね。
ですが、先日のセッションで、肩こりの症状に、改めて向き合うことになったのです。
Y様が最初にこちらに来てくださった理由は、肩こりの症状というよりは、背中の張り感、痛みなどでした。
疲れると背中が痛くなる、息苦しくなる、、といった症状を訴えていました。
側弯傾向があったため、尚更、背中の症状は辛かったんだと思います。
それでも、1ヶ月過ぎた頃から、背中の症状はかなり良くなりました。3ヶ月経った今は、、背中のほうは気にならない、とおっしゃっています。
ところが、背中の症状が落ち着いたと思ったら、、今度は、首から肩(上部)のほうが気になりだしたようです。^^;
先日のセッションでは、こんなやりとりが、、
Y様:「昔から、顎を上げる癖があるみたいなんです」
「パソコンを見ていると、首の後ろ側が辛くなってきて、、
私: 「首の後ろ側が気になりだしたんですね?」
Y様: 「首を長くしたり、顎を引いたり、いろいろやるのですが、、首の位置をどうすればいいのか分からなくなってきてしまいました」
私: 「確かに、、悩まれる方は多いですね」
Y様: 「いずれにしても、今は、首から肩が特に気になります」
そんな会話から、セッションがスタートしました。
実際、Y様の肩(上部)は、かなり緊張していました。筋肉でいうと、僧帽筋。肩こりの症状の方は、ここが緊張している人が多いです。
ちなみに、Y様は、定期的に身体を動かしている方です。おそらくランニング、筋トレなどを定期的にしているはずなんですけどね、、(^_^;)
セッションでは、肩まわりはもちろんですが、腕にもフォーカスしながら、緩めていきました。Y様の場合、腕の緊張から緩和する必要性を感じたのです。
もちろん、筋膜の特性上、、他との関係性をみながら、ゆっくりじわ〜と筋膜の質感も均一になるよう、広げていきました。
最初は全くと言っていいほど、肩甲骨の動きがありませんでしたが、、セッションの最後のほうでは、ようやく動きもでてきました^^
そしてテーブルワークを終えた後、ムーブメント(動きの学習)をしました。
実は、Y様にはここからが重要だと思ったんです!
身体の使い方が変わらない限り、、肩周りをほぐしても、、また同じ症状を繰り返してしまいそうに思えたんですね。
腕を前に伸ばす動作を繰り返し行いました。
肩甲骨を安定させてから、腕を伸ばすようにしたかったんですね。
僧帽筋の下のほうの筋肉を使うことにも意識を向けてもらいました。
Y様は、身体感覚が優れていらっしゃることもあり、、新しい身体の使いにもすんなりこなしていました。
Y様:「う〜ん、なるほど、、、」
「あ〜、、そうかあ、、」
なんておっしゃいながら、納得してくださったようなので、、私も一安心^^
これなら、慢性的な肩こりも、劇的に変わるのも夢じゃないかも!
って思ってしまいました。
しかも、10年後の姿を想像したときに、、首はすっと伸びて、首から肩にかけてのラインはキレイ!
歩いている時の後ろ姿は、肩甲骨周りにも柔軟性があって、しなやかな動きが、、、
そんな姿を勝手に妄想してしまいました(^^)
いずれにしても、、次にお会いするとき、Y様がどれくらい変わっているか、楽しみです💓
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