渋谷・池尻大橋の整体ともマッサージとも違う、カラダの根本からの改善を期待するロルフィングサロン 児玉です
先日、腰痛・仙腸関節に悩む人はここが盲点という記事を書きました
仙腸関節の問題で腰痛に悩む人って多いですね
私の身近な所では、実家の母がもう40年近くも仙腸関節の問題で悩んでいるのを見ていますから
先日、実家に帰った時も、「腰痛・仙腸関節」に関する本をいくつも見せてくれました
(Wikipediaより)
ロルフィングでは、カラダの全体性を重視します
私のブログでは繰り返し述べていますが、ロルフィングでは、カラダの全体性を常に意識しています
他の手技でも、最近はカラダの全体性を重んじる傾向にあるようですけど、ロルフィングほどカラダの全体を扱う手技はないのではないかと思うくらいです
そもそもロルフィングは、カラダの構造(姿勢)と動きの質を改善することを目指していきます
カラダに負担となっている構造(姿勢)や、制限された動きを良くするためには、部分的な変化ということはありえませんからね
カラダを隅々、全部にわたってみていくことになります
例えば、仙腸関節付近が痛いとか腰痛がひどいとか訴えて来られるクライアントさんにも、まず、胸郭周りを緩め、呼吸が入り易くします
これは、その後のカラダの変化を、柔軟に受け入れ易くするために行うんですね
まずは、基礎固めです
それから、その方の特徴となるカラダの構造(姿勢)を見ながら、重力とのバランスの中でカラダの構造を整えていきます
そして、健康的で美しい姿勢と、柔軟な動きが取り戻されると、その結果、仙腸関節の痛みが軽減したり、腰痛から解放されることが期待できる、というわけです
ロルフィングの考え方は、通常の考え方と逆の発想しているかもしれませんね
これが、一時的な対症療法ではない、というゆえんです
仙腸関節、腰痛に悩みを抱える人は、大概、カラダに現れます
仙腸関節に問題があったり、腰痛に悩む人の場合、大概、カラダにそれが現れます
母の場合は、骨盤が後傾していて、座れば仙骨付近にダイレクトに負荷がかかるのが見ていても分かるんですね
恐らく、長年のデスクワークで、腰に負担がかかるような座り方をしていたんだと思います
(まさか、私が今、こうした仕事につくとは思っていなかったので仕方がありませんが、早く気がついていたら違っていたかな?って思いますね)
そうそう・・だから、腰痛、仙腸関節に悩む人は、イスに座る姿勢、注意してくださいね
70歳を過ぎた母を見ると、長年取ってきた姿勢が板についてしまっていて、変化させるのも用意ではなさそうですから(^▽^;))
そして、姿勢以上に重要なのが、”動き“だと思っています
カラダの構造(姿勢)ばかりを気にして、カラダの歪みを何とかして欲しいと訴えて来られる人は多いです
ですが、むしろ”動き”がないことのほうが問題のように感じるときがありますね
母の歩く姿を見てもそうです
ロルフィングで理想とする、背骨の動きは見られません
仙腸関節、腰痛の問題を抱える人にとっても、背骨の柔軟性はとても重要なのですが、先日のブログのとおり、母の場合は、それが見られないんですよね
背骨の動きは、理想的には仙骨のほうにまで伝わって欲しいのです
ロルフィングは、筋膜というカラダの軟部組織(筋肉のほか、腱や靱帯など、骨や臓器を取り囲むネットワーク組織)に働きかけていくことで骨の動きにも影響を与える効果があります
仙腸関節、腰痛に悩む人は、カラダの柔軟性も乏しい?!
40年以上も仙腸関節の問題で腰痛に苦しんでいる母を見て思うのですが、カラダ全体が硬く緊張しているように見えるんですね
ちなみに母は、毎日一時間、体操をするのが最近の日課です
同世代と比べて、カラダが硬いというわけではないと思います
でもね・・
昔から常に何かしていて、ゆったりとリラックスすることが出来ないタイプなんですね
もちろん、私が子どもの頃から会社に勤めていたので、時間的にゆとりも無かったんだろうと思います
ですが、母のこうした性格も、仙腸関節、腰痛の原因に関係しているような気もするんです
そこで、今まで、有名な先生に見てもらったり、いろいろな体操をやっても、仙腸関節、腰痛の悩みから解放されない母に、今回行ったアプローチ方法は、カラダを緩めることです
やり方はいたってシンプル!
今回は、仰向けに寝てもらい、床のほうにカラダを預かるようにしてもらいました
カラダが弛む感覚に、まず意識を向けてもらうのです
私が軽く手をやり、その手に意識を向けてもらったりもします
こちらが、緊張している部分を弛ませるというよりも、受け手のほうが主体的になって緊張を弛ませる感じです
こうするほうが、普段の生活にも効果をもたらしてくれるんですね
また、骨盤、膝関節など、関節付近の緊張を解放するのにも効果を発揮してくれます
母の反応を見ていますと、カラダが弛むにつれて、呼吸の入り方が変わるのが感じられました
呼吸の伝わり方が、徐々に良くなって、全体に広がるように伝わってくるのが見て取れました
受け手の母は、「カラダが暖かくなってきた・・」って言ってましたね
冷え症の母にとっては良かったのではないかと思います
さて、こうしてカラダ全体がゆるみ、呼吸の伝わり方も良くなってきますと、呼吸が仙骨のほうに伝わらないわけがありません
仙骨周りの緊張も徐々に解放されるというわけです
母のように長年、仙腸関節、腰痛で悩んできた人にとっては、カラダを弛ませるまでには、少し時間がかかるかもしれません
まして、靱帯などはそもそも硬いですからね
ですが、母のようなタイプにとっては効果が期待できそうに思いました
残念ながら、実家に止まるわけにはいかないため、経過を観察するわけにはいきませんが・・
今回は、母に自分でも出来る方法をアドバイスして、様子を見る事にしました
実は、仙腸関節、腰痛の問題だけではありません
カラダ・・・(といっても細胞レベルで)を緊張させている人は多くて、それをマッサージを人から受けるのではなく、
自分で弛める感覚を得ることで、カラダの症状が改善できたりするんですね
皆さんも、ご自分のカラダに向き合ってみてくださいね^^
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