肩こりからくる頭痛は、椅子の座り方に問題があった?!

からだのこと(全般)

児玉です。
7月に入り梅雨らしい天気が続きますね。

カナダから戻ると、余計に日本の湿気の多さを感じます。

体はダルオモ、、結構堪えています^^; まあ、だからこそ、体のコアをしっかりと安定させたポジション(姿勢)が大事なんだと再認識しました。

 

緊張性頭痛は、椅子の座り方に問題があった?!

さて、今日は椅子の座り方と頭痛
帰りの飛行機の中で、座り方に苦労したので、、

 

先日もご紹介したように、私たちは座る時間が長くなったことで、体には様々な不調が現れやすくなりました。

デスクワーク中、ほとんどの方が、背中を丸くした姿勢になっています。呼吸が浅くなり、お腹など内臓も圧迫されやすくなります。

 

呼吸が浅くなるのは、お腹が圧迫されていると横隔膜が下がることできず、結果として、胸の上のほうで呼吸することになるからです。女性に結構多いです^^;

まあ、実際に背中を丸くして座ってみると、呼吸が浅くなるのが分かりますよね。

その状態を続けていると、呼吸の機能不全が原因となる問題を引き起こすこともあります。

 

そして、つい間板に不均衡に圧力がかかって神経が刺激されたり、腰痛が起こったりしますから、座り方って大事です。

 

頭を前に突き出していませんか?

さらに、座り方にも関係している、頭の位置。

背中が丸くなっていると、頭が前に突き出されやすくなりますが、そうなっていませんか?

パソコンを目の前にすると、画面を見るのに一生懸命で、つい頭を前に突き出しやすくなりますが、この状態は要注意です。

 

頭を前に突き出していると、首と頭の間の関節が圧迫され、また後頭部の深層に位置する小さな筋肉の集まり(後頭下筋群)が緊張して頭痛や目まいを起こしやすくなります。

集中力の低下にもつながります。

 

肩こりからくる頭痛に悩む方には、、

ロルフィングを受けてくださっているT様。
先日の話では、肩こりがひどくて、時々、頭痛に悩まされるということでした。

T様:「肩こりがひどくなると頭痛になりやすいです

そんな風におっしゃっていました。

 

T様のお体を触れると、、、確かに肩周りが非常に硬い^^;
この硬さは、5年、10年で作られてものではなさそうでした。。。

とはいえ、10年、20年もの?とも思える「コリ」をほぐしても、その場しのぎになってしまいそう、、(≧∇≦)

 

体の本来、あるべき位置に近づけるためには、どこを変えていくと良いのか? そんな風に見ていったら、、その日の施術では、頭板状筋の付着部周辺の緊張が気になりました。

首を支えている筋肉って、多くの人が思っているより、背中のほうにあるんですよね。

 

そこを、いつのものようにゆっくり、ゆっくり筋膜を剥がすかのように緩めながら、他とのバランスを整えました。

 

最後に、お写真でチェックしました。首がすーと伸びて、背中の伸びも見られました。

 

頭痛は消えても、そのあとの座り方が大事?!

T様にその日の感想をお聞きしましたら、

○ 「体があちこち固かったのが、気にならなくなりました

○ 「最後は、とっても気持ち良くて寝てしまいました、、

そんなことをおっしゃっていただきました。

 

そして、「ロルフィングを受けて良かったです。体が変わっていくのが良くわかります」とおっしゃってくださいました。

 

そんなT様も、ロルフィングを受けて2ヶ月目に入りますが、ここで大事なのが、座り方

なぜなら、T様の生活の中で、かなりの時間を椅子に座っていることに割いていると思われますので^^;

首を前に突き出していないか、、(こうしないためには、全身のバランスの中でのポジションと、体の感覚が大事です)

この辺りがテーマになりそうです。

 

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