児玉です。
ロルフィングのセッションを受けられているお客様から、時々言われる言葉。
「仰向けで寝られない、、」
必ずしも仰向けで寝るのが良いとは言いませんが、ぐっすりと質の良い睡眠が取れると良いですよね。
そして、ロルフィング流に考えれば、無駄な力は抜けて脱力できた状態で寝ることができれば理想的!
例えば、ストレスは、”アゴ”にかかりやすいとされています。
それに気づかずにカラダは緊張したまま仰向けで寝てもリラックスできていません。
仰向けで寝られるかどうかよりも、カラダがリラックスして寝られているかどうかのほうが大切だったりしますね!
とはいえ、大の字になり、仰向けで寝られたら、のびのびとして気持ちよさそうなイメージはあります。
確かに、カラダにかかる負荷が均等になりやすいため、首や腰への極端な負荷がかかりにくいです。
また、部分的な圧迫がなく血行が良くなるので血栓ができにくい、といったメリットが大きいのも確かのようです。
そうそう、、顔のゆがみを気にされる方は、仰向けで寝るほうが良いですね!
仰向けで寝られない原因は?
さて、仰向けで寝られない原因は、いろいろありそうですが、、
まずは、寝具の問題。
敷布団が硬すぎたり、柔らかすぎるなど、カラダの合っていないこともありますね。
また、よく聞かれるのが枕の高さ。
ロルフィングを受けてくださる方の中には、徐々にカラダが変わってくるにつれて、枕が要らなくなる人もいます。
首の自然なカーブを保ちつつ、首も頭も(重力の方向に)委ねられていたら理想的です。
(ロルフィングセッションの中でも、頭や首の委ねる感覚は大切にしています^^)
そして、仰向けに寝られない、最も一般的な原因は、慢性的な肩こり、背中の張り、緊張ではないでしょうか。
先日のクライアントさんも、「仰向けで寝られない」とおっしゃっていましたが、その方の場合は、首から肩にかけてかなり緊張していました。
そうした症状は、姿勢にも現れることが多いです。
仰向けで寝るためにも、日頃の姿勢には注意しましょう
個人的には、「姿勢」ほど、人に与える印象が大きいものはないと思っています^^;
若い人であっても、姿勢が悪いと、元気さも失われますしパワーが感じられません。
キレイな人でも、姿勢が悪いと、魅力が半減しますね。
最近は、パソコンやスマホの普及で、頭を下げた姿勢をとることが多く、猫背になりやすいです。
何でも、日本人の9割が猫背だというデータもあるようです^^;
仰向けで寝るために首から肩、腕の緊張を緩和する
“猫背”と、一言で言ってしまえば簡単ですが、実際には人それぞれカラダの状態は違います。
先日のクライアントさんは、肩を上に持ち上げやすいタイプの方でした。
そのため、肩甲骨の上部が、特によく使われていました。
幸いにして、カラダの感覚が鋭い方でしたので、ご自分でも日常生活の中でどこを使いやすいか分かっているんですね(^▽^;)
「日頃から戦闘態勢を取っているんですよね!」
なんて笑いながらおっしゃっていました^^
そうそう、肩を上に持ち上げるポーズは、ある意味、ファイティングポーズ?!
そんな必要がないのに、カラダは戦っているんですね^^;
さて、ロルフィングのセッションは、施術を通してカラダを緩めるだけではありません。
普段のカラダの使い方、動作にも注目します。
やはり、普段のカラダの使い方は重要です!
施術後、本来の背骨のS字のカーブが引き出された後に、ムーブメント(動きの学習)も行いました。
ポイントは、腕を前に出すときは、腕だけで行わないことです。
例えば、自分の前にあるモノを取るとき、腕だけを使って前に出そうとすると、腕は緊張します。
そして肩が上がりやすくなりますね。
肩を安定させるための筋肉を働かせ、部分的な使い方がしなくなると良いです^^
仰向けに寝られるようにするためにも、慢性的な肩こり、背中の張り、首の緊張緩和に努めたいですね。
そのためにも、普段のカラダの使い方と姿勢に気をつけていきましょう!
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