児玉です。
少しずつ、紅葉が進んでいますね^^
最近、時間を見つけては、自然の中を歩くようにしています。
奥湯河原です^^
(紅葉の紅葉は、ちょっと早かった^^;)
自然の中を歩くと、自然に”自分の呼吸”が感じられて、気持ち良いです。
鼻から吸って、、吐いて、、という呼吸のリズム。
ロルフィングセッションの中でも、繰り返し、向き合うことが多いです。
先日いらしてくださった O様。
とにかく肩こりがひどい方で、肩こり歴も20年以上! (と仰っていたと思います(≧∇≦))
最近は、頭痛もひどくなってきたとのこと。
実際にO様の身体を触れてみると、肩だけでなく、腕も、首も緊張していました。
首の緊張はひどく、首の動きがかなり制限されていましたね(^▽^;)
これでは、頭痛になってもおかしくないなあ〜と内心思いながら、お体を触れさせていただきました。
それともう一つ気になったのが、呼吸です。
「肩で呼吸する」とよく言われますが、O様もまさしくそんな感じでした。
慢性的に肩こりがある人って、呼吸が浅い傾向がありますね(≧∇≦)
セッションでは、いわゆる呼吸筋と呼ばれる箇所を、ゆっくりじわりと、緩めていきました。
こんな感じに、、
(胸の前側は、縮こまっていることが多いので、広げていくように緩めていきます)
こんなタッチで、効果あるの?なんて思うかもしれませんが、身体の中を、蜘蛛の巣状に張り巡らされている”筋膜”へのアプローチは、全身に影響が及びます。
O様の呼吸もだいぶ変わってきました、、
施術後、起き上がってもらってO様から、身体の変化を感じてもらったら、、
○ 「ああ、肩が広がった感じがします」
○ 「身体がとっても楽です! 呼吸もしやすいです」
そんな風におっしゃっていただきました。
ただ、、O様の肩こりの症状は、かなりのもの。
1回の施術で改善されたとはいえ、完全に緊張が抜けたとは到底思えませんでした(^_^;)
やはり、普段の「身体の使い方」が重要かも、、
そのためには、自分の身体の使い方のクセを知る必要があるだろうなあ〜と思った私は、「身体を感じてもらうこと」に意識を向けてもらいました。
呼吸が浅いということは、普段から口呼吸になっている可能性もあります。
だから、鼻呼吸と口呼吸の違いを感じてもらいました。
ちなみに、口で呼吸するのが極端になると、鎖骨や肩が持ち上がりやすくなりますね。
余計な筋肉を使うため、心拍数が上がって、さらに呼吸が浅くなるという悪循環につながります。
最初は戸惑いながら呼吸の変化を感じてもらいましたが、徐々に違いの変化が感じられるようになってきたようでした^^
「頭痛はどうですか?」という私の質問にも、
「今は(頭痛は)ありません。頭がすっきりしてきました!」
とのこと。
「身体って全部つながっているんですね〜」
最後には、そんな風に仰っていただきました。
身体の使い方、動き方の癖を変えないままにいけば、5年後、10年後、今以上に肩が前に入り込んで、猫背で太いウエスト、突き出たお腹になっていてもおかしくないですからね!
O様も、身体の使い方の大切さを理解してくださったようでした^^
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