ロルフィングで変化を感じ易い人、感じにくい人

ロルフィング体験記

児玉です。

「基本的に、心配性なんです!」
「あれこれ先のことを考えてしまって、、」
「もっと楽に生きられたら良いのに、、」

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そんな声を、ロルフィングのセッション中、お客様からお聞きすることがあります。

T様も、そうしたタイプ。

「私がそんな人にこそ、ロルフィングをお勧めしている」ことを知って、ロルフィングを申し込んできてくださっただとか、、

 

私:「T様は、心配性なですよね?

「先のことを心配しても仕方がない、と分かっていて心配してしまうんですよね?」

 

T様:「そうなです」

 

私:「だったら、そうした自分を受け入れてみませんか?」

 

私は「考えても無駄だから、やめましょう!」とは言いません。

むしろ、何かに心配していたら、そんな自分を受け入れましょう、、と言っています(^^)

 

 

私:「ああ、私、また心配している、、と気がついたら、そうした自分を認めてあげてくださいね

T様:「それで良いのですか?」

私:「それで十です(^^) 「受け入れる」というのは、それに同意することでも、否定することでもありません。

「心配している」自分を認める。つまり、そこに良い悪いの判断はいらないです。「あるがままを受け入れる」ってことですね

 

最近、こうした意見に賛同する人が増えました。

 

そして、ボディワーカーの私としては、ここからが言いたいです!

ご自分の身体を感じられるからこそ、「あるがままを受け入れ易くなる」とね〜

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これは別の言い方をすれば、「今」起きていることに集中する、ということです。

例えば、座禅を組むような感じです。

頭の中で騒がしい会話が繰り広げられていたのに気がついたとしたら、身体を感じることで、思考から離れることができます。

 

 

不思議なことに、地面に接する足裏の感覚だとか、呼吸の流れに意識を向けていると、「今ある」「今起きている」ことに集中できるんですね。

最初は戸惑うかもしれませんが、慣れると余計なことを考えることが減ってきます。

 

心配性の人、先々のことを考えてしまようなタイプのような人に、私がお勧めしたいのはそうした理由からですが、、

 

残念ながら、そうしたタイプは、自分の身体を感じるのが苦手だったりするんですね^^;

例えば、セッション中、こんな会話をすることがあります。

 

私 「Tさん、最近、身体の変化はいかがですか?」

「身体、感じられていますか?」

T様 「・・・・・」

「セッションが終わった直後は、肩が広がって呼吸も楽になった感じがするんですけどね、、すぐに忘れてしまうんです」

私 「そうですよね〜、身体の変化も感じにくいし、最初は戸惑いますよね」

「ひとつには、思考のスイッチが入りっぱなしの状態だと、身体は感じにくいです

T様 「・・・・・」

私 「でも、焦る必要はないですね。今までの人生、「身体を感じる」ようなことをしてこなかったわけですから、、」

T様 「ロルフィングは、私には合わないのかな〜と思っていました

私 「その気持ち、良くわかります^^;

ロルフィングの施術者は、基本、身体の感覚が鋭いので、ロルフィングを最初に受けたときから「わあ!!すごい変化!」と思うんですね。

ですが、みんながそんな風に感じられているかといえば、私個人はそうではないように思っています」

 

私 「感覚なんて、本当に人それぞれですから、、

むしろ、最近、自分の身体に向き合い始めたばかりなのですから、変化を感じらえなかったとしても当然なんだ〜、くらいに思っていてほしいです(^^)

そして、そうした方にもロルフィングが無駄だとは思っていません」

 

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ロルフィングのセッションは、個人個人が異なるために、私も毎回が勉強です(^^)

その中で最近感じるのが、心配性でもっと楽に生きたい、と思っている人にこそ、身体を感じてほしいということ。

最初はわからなくても、少しずつ、少しずつ、身体を感じられるようになっていきますからね〜(^^)

そして気付いたときには、心配することも減ってくるのかなあと思っています。

 

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