首が痛い人には、こんなイメージが役立つ?!

からだのこと(全般)

渋谷・池尻大橋整体ともマッサージとも違う、カラダの根本からの改善を期待するロルフィングサロン 児玉です。

昨日は、首の痛みを訴えるお客様が多い一日でした(^▽^;)

首の問題を抱えていない人はいないのではないかと思うほど、首の悩みを抱える人が多いです。また、ストレートネックを気にされる方も増えましたね。

首が痛いという悩みを抱えている人が多いとはいえ、人それぞれ状況が異なるため、アプローチ方法も違います。

でも、比較的多く用いているのが、「スカイフック」と呼ばれる、上からロープでつり下げられるようなイメージを持ってもらうことです。

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首が痛い人には「イメージ」が助けになる?!

私は、首が痛いという方には、特に「イメージ」を用いています。

「天井から釣り糸が垂れ下がって来て..それに吊り下げられている感じにしてみてください」等と言って、実際に自分の身体がつり下げられた人形になった気分になってもらうのです。

そうすると、皆さん首の位置をどうすれば良いのか探し出します。

でも、これ、他でも時々、聞いたことがありませんか?

私は、以前、ダンスのクラスなどでも言われたように記憶しています。「首を長くして〜」とか言われることもありました。

当時は、よく分からず、首から上を持ち上げようとしていました。そうすると、首が硬くロックされるですね。

スカイフックと呼ばれる、吊り下げられたイメージとは違います。

「持ち上げようとする」のではなく、「(重力の方向に)ゆだねる」ことなんです。それは、脱力するということでもあります。

また、言い方を変えるなら、「持ち上げようとする行為=行う」のではなく、「不要な力を抜く=しない」ことなんです。

首が痛いという人へ:不要な力を手放すことが重要

小さい頃から運動をしていた人、アスリート系の方は、筋肉を「動かす」ことは得意だと思います。

「ここの筋肉を使って・・こんな動作をして・・・」と、普通の人には難しいことも簡単に出来てしまうでしょう。

ところが、「しない」というのは、難しく感じる人もいるようです。特に筋肉を使うことに慣れて来た人、トレーナーから、この筋肉を鍛えてください、と言われて来た人は、今までと勝手が違います。

だから、最初は戸惑ってしまう人も多いですね。

でも、ロルフィングでは、繰り返しブログでも書いていますが、不要な力を抜くことが基本です。

何かにしがみつく必要もなければ、頑張って何かをしようとする必要もありません。

ただ、重力の方向に、身を任せれば良いだけです。

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ちなみに、人は何かにしがみつきすぎる(執着しすぎる)と、苦しみが生まれます。

例えば、恋人を失いたくないとか、お金を失いたくないとか思ったとしますよね。

失いたくないという気持ちが強くなればなるほど、執着につながり、そうした時の自分は、身を硬くし緊張しているかもしれません。身体にとっても精神的にも良くありません。

なので、不要な力を抜く=しない、ことは、首の痛みだけに限りません。
そうした感覚は、何かに執着しやすい性格、頑張って何かをしようとする傾向が強い人には、約に立つこともあるでしょう。

何かにこだわること、頑張って何かを成し遂げることがダメだと言っているのではありません。ただ、行き過ぎは、身体にも精神的にも良くありませんよね。

だから、脱力する感覚も、一つのオプションとして持っていると良いんです。

いつも、アクセルばっかり踏んでいては、身体は故障しかねません。アクセルを離して減速することも大切です。

さて、もう一つ、大事な点があります。

吊り下げられたイメージは、身体ぜんたいが脱力できていないと難しいです。

どうすれば首が痛くならないですむのか、首の位置を探そうとする人は多いですが、身体ぜんたいの中で首のバランスを取らないと上手くいきません。

ところで、首が痛い人には、なぜ「イメージ」を使うのか?
これは、首が痛くなる人のパターンとも関係するのですが、続きは、こちらでご紹介しています。

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