児玉です。
今日は、少し暖かくなりそうな予感。
今年の冬は、寒いですよね〜。そんな挨拶も、毎日当たり前のようになってきていたので、嬉しいです。
ここに来て、肩こりに悩む方が増えてきました。ダンスやヨガをやっていても、週に1回程度では、肩こりのつらい症状は解消してくれないようです。
一言で、”肩こり”と言っても、人それぞれ身体の状態は違っています。より背中のほう(肩甲骨周り)に硬さがある人、首のほうに負荷をかけている人、いろいろです。
日頃の態度の蓄積が「姿勢」に現れる、と考えています。また、どんな風に、日頃から身体を使っているかも影響しますね。
それらを、細かく見ていきます。自己(自分の身体)に向き合うことって、普通はそんなにないですよね。
30歳を過ぎると、身体の変化を感じる人もいるでしょう。ロルフィングのセッションは、身体の隅々まで丁寧に見ていきます。
根本からの改善、または、ダンスなどのパフォーマンスをもっと高めたい、という人にオススメしています。
以下、以前に書いたものですが、ロルフィングのセッションの様子です。ご参考までに。
さて、最近、呼吸が浅く、身体も冷えていて、身体の巡りが滞っている感じのクライアントさんが目立っています。首、肩こりもひどく、代謝も悪そうです^^;
身体の不調もありますが、精神的にも安定したい、、というお話をいただくことも多いです。
ロルフィングセッションを受けられて、2ヶ月目に入る Tさんもそうしたタイプ。
背中や首が、ややまっすぐな感じが気になるものの、姿勢が、非常に悪いわけではありません。大きな手術や怪我をしたわけでもなく、これといった目立った外傷もありません。
普段のお仕事は、デスクワーク中心とのこと。首や肩こりがひどいのも、うなずけますね。
運動が嫌いなわけではなさそうですが、仕事が忙しいせいもあって、身体を動かす習慣がありません。どちらかといえば、痩せているタイプです。
そんなTさまには、最初から、呼吸がテーマになっていました。
肋骨周りが硬く、呼吸も浅かったです。そのため、肋骨周りに、もう少し柔軟性を引き出せたら良いように感じました。
肋骨って、骨だから、硬いものと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
軽く押すと、たわむんですね。
呼吸を深くしていくためにも、ある程度の柔軟性が必要だと感じました。そうしたこともあり、T様の身体は、全体的に硬く緊張しているようにも感じました。
さて、そんなT様、頭蓋から首にかけてのセッションが、落ち着くと言ってくれています^^
「身体がリラックスして、、大好きなんです〜」
そんな風におっしゃってくださいました。
そこで、先日は、床に寝てもらって、口蓋を緩めるセッションを体験してもらいました。
口蓋(硬口蓋)は、口の天井にあり、頭蓋骨と首がつながる場所の前側にあります。
この部分の緊張が緩むと、首の緊張が緩み、頭もスッキリする効果も期待できます。
呼吸に合わせて、口蓋の形が広がったり、狭くなったりするのを感じてもらいました。
私:「どんな感じですか? 最初は、イメージすることが大切ですね」
T様:「背中が楽になってきました! ああ、頭もスッキリしてきました!!」
口蓋が緩むに従い、後頭骨の付け根にある”後頭下筋群”もリラックスできるため、目の疲れを緩和するにも良いんですね。
T様:「呼吸するのも楽になってきました!」
最初の頃は、身体の感覚も今ひとつだったT様も、、少しずつ、感じるようになってきているようです^^
T様が、リラックスして、気持ち良さそうに呼吸をしているのが分かりました。
十分に呼吸をしながら、口蓋を緩める感覚を体験してもらったところで、起き上がってもらいました。
そして、今度は、起き上がった状態で、この感覚が維持できるようにしていきました。
最後に、T様にお聞きすると、、
○「ああ、とても気持ちが良いです!」
○「気持ちまで穏やかになりますね。」
とのこと。
T様のお顔の表情も穏やかに変わっていました^^
「このセッション、身体だけでなく、気持ちも落ち着く効果があるので、ぜひ、日頃からやってみてくださいね!」
そんな風に、私がお話すると、、
「分かりました〜!」と、にっこり笑顔で答えてくださいました。
身体がもう少しリラックスできて、身体も心も、もっと元気になれる日が楽しみです!
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