肩こりからくる頭痛も緩和する?! 歩き方の秘訣(その2)

からだのこと(全般)

渋谷・池尻大橋整体ともマッサージとも違う、カラダの根本からの改善を期待するロルフィングサロン 児玉です。

前回、肩こりからくる頭痛でお悩みの方、または慢性的な肩こりの症状でお困りの方は、歩き方を少し意識するだけで、緊張がほぐれるかも〜って、書きました。→

今日は、その続きです。

セルフケアと言うと、ストレッチが一般的ですよね。

肩こりからくる頭痛でお困りであるなら、肩の周りの緊張を緩和するストレッチで、自分に合ったものをいくつかやってみるのも一つの方法です。

ただ、ロルフィング流に考えて、自分のカラダを「感じてみる」というのもお勧めです。

543dcd4f70cb60f1d7db26a0c4d49e56_s

ちなみに、ロルフィングのセッションの中では、たびたび歩いてもらっています。歩きながらご自分のカラダを感じてもらう。そして、コレに意味があるんです。

カラダを感じるということは、緊張緩和につながります。感じるだけで、カラダは弛むんですね。

そして、カラダを感じられるようになると・・これは、自分のカラダの声を聴くことででもありますが、様々な気づきが生まれます。

それは、自分のカラダの根本からの改善につながります。自然治癒力を高めるのにも有効です。

肩こりからくる頭痛、肩こりでお悩みの方へ:歩き方のコツ

さて、ロルフィングの世界にいると、人の動きやしぐさに、つい目がいってしまいます(^▽^;)

特に、歩いている姿。

後ろから見ていると、肩甲骨の周りが固まった状態で歩いている人が目立ちます。手は振られていても力が抜けないで固まった状態で振られています。

歩き方を指導する先生によっても、目的が違うので、理想とする歩き方は恐らく違いますね。

ここでは、肩こりからくる頭痛、慢性的な肩こりを予防、または緩和することを考えています。そのためには、不要な力はいれずにに歩きます。

基本は、脱力です。

最小限のエネルギーで効率よく歩くようにしていきます。

まずは、立った状態で、腕に力が入ってないことを確認してみてくださいね。

小さく小刻みに振りながら、脱力していくのもお勧めです。これは、腕の緊張を取り除くのにも良いです。

腕に力が入っていないことが確認できたら、腕を、肩甲骨から振るようなイメージで歩きます。

つまり、腕は、肩から先ではないのです(下の図 ①)。腕は、肩甲骨からつながっている・・そんなイメージです(下の図 ②)。

IMG_0502

歩いているとき、肩甲骨周りの動きを感じられますか?

肩甲骨周りの筋肉がほぐされる感じはありますか?

ロルフィング流、セルフケアは「感じることから」

「ロルフィング流、セルフケア」なんて書きましたが、これは私流の考えです(^▽^;)

でも、ロルフィングでは、カラダを「感じること」を基本にしているのは本当です。

ただ、ここで困ったことが起こるんです。

慢性的に肩こりの状態を作ってきた人は、ある意味、肩周りの緊張を無視できた人たちです。

肩こりからくる頭痛を引き起こしている人も、長年、肩や首回りの緊張が続いていたことが想像できますね。

それは、仕事や家庭のことなど、目の前のことに一生懸命頑張ってきたが故に、感覚のほうは疎かにしてきてしまった傾向が見られます。

「鈍感にしながら、頑張っている人たち」
以前の私を振り返えると、そう思えてならないんですね。

rolfing aruku

だから、腕を肩甲骨のほうからつながっているのを「感じながら」歩いてください!
と言っても、最初は難しく感じる人も多いかもしれません。

でも、カラダを感じるということは、先に書いた通り、緊張緩和につながるなどいろいろな効果が期待できます。

だから、最初は「カラダを感じる」のが難しいと思っている人も、根気よくやってみて欲しいと思っています。意識する機会が増えると、段々、感じられるようになってきます。

腕は、肩甲骨からつながっているのを「感じながら」歩くのが難しければ、つながっていると「イメージして」歩くのでも良いです。

でも、それでも難しいと感じるなら、まずはロルフィング体験セッションを受けられてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました