児玉です。
1年ぶりに、内臓を扱うクラスに参加させていただきました。胃や肝臓、小腸、大腸と細かく見ていくと私たちの姿勢に影響を及ぼす事がわかって、大変興味深かったです。
今後のロルフィングセッションの中に、どのように取り入れようかと、いまは、頭の中で思考錯誤中です^^
ロルフィングのセッションを受けてくださっている方、また、これから始められる予定の方、おそらく適宜入れていきますので楽しみにしていてくださいね!
1日、2万4000回の呼吸の意味
今回、改めて私たちの身体は、呼吸の影響を受け続けているのだなと思わされました!
1日に2万4000回とも(2万回とも)言われていますが、それだけの数の呼吸をしているんですよね。
内臓が怪我や事故、また疲労やストレスで、固着したり歪んだりしていれば、その状態で2万4000回、負荷をかけ続けているということなので、それはかなり驚きです!!
内臓ワークには、内臓の位置を適正な位置に戻して、内臓そのものの機能を高めるという考えのもと行われる方法もあります。
ですが今回は、適正な位置に戻すというより、動きがあるかどうかを重視しました。
理想は、内臓そのものに”動き”があること。また、他の臓器との関係で動けるかどうかも見ていきました。
実際、驚いた事に、内臓のワークによって身体のバランス(姿勢)が、かなり変わっていました!
治療でもない、マッサージでもないのが、”ボディワーク”です
もう一つ、再確認したのが、私たちボディワーカーが行っている立ち位置です。
ロルフィングは、ボディワークのカテゴリーの中に入っています。(反対意見もあるようですが)
今回の先生、カーニー先生もおっしゃっていましたが、ロルフィングを受けに来てくださる方は、大きく二つのタイプに分かれます。
(1)どこか身体が悪いわけではないが、より自分の身体の状態を良くしたい!という目的で受けてくださる方と、
(2)身体の不調を抱えて、根本から自分の身体を見直したいと思って受けられるケースです。
(1)のケースの方は、ダンスやヨガ、格闘技など、何かスポーツや音楽などされている方が多いです。中でも、ヨガを始めたけど、身体が硬くて柔軟性を高めたいという方も多いです。
(2)は、身体の不調で、マッサージや整体など受けてきた方です。一時的には改善するけど、また同じ症状を繰り返して、おそらくそこで悩まれるんでしょうね。
「治療(=治す)」は、事故や怪我など急性の痛みや症状のときなど必要ですが、症状が慢性化してくると限界を感じて別の分野を探される方も、最近は増えてきたように思います。
ロルフィングは、マッサージや、整体などと明らかに違います。リラクゼーション効果もありますが、それが目的ではありません。
オステオパシー、鍼灸、整体、カイロなどの治療を目的にしているのとも違います。
例えば、慢性的に首の痛みがひどいような方は、首にストレスがかかっているような身体のバランス(姿勢)を取っていることも多いです。ロルフィングセッションでは、全身のバランスを整えていきます。
ストレスがかかっていた首の緊張も緩むことで、結果として首も楽になるのを実感していただいています。
全身のバランスを取る上で、今回の内臓のワークは助けになってくれそうです^^
ちなみに、内臓は、、感情とも結びついているとも言われていますね。 日頃からストレスを感じている方にも良さそうです!
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