最近、朝、家族を駅まで車で送るのが日課になっています。
今朝もそうだったのですが、その帰り道、気になったのが、駅まで歩く人の姿でした。
人それぞれ、歩きかたって特徴がありますよね。
非効率な歩き方で、無駄なエネルギーを浪費している?!
中でも気になったのが、左右に揺れるように歩く人。
地面についた足の指が、うまく使えないのかもしれません。
ロルフィング(バランスを整える筋膜リリース)のセッションでは、地面をプッシュしたときに親指を感じてもらうようにしています。
こうした使い方が出来ていれば、左右のブレが少なくなります。
左右のブレが少なくなるので、無駄なエネルギーを使う必要もなくなりますよね。
一生懸命に歩いているのに、人より遅い人、進みづらさを感じている人は、その可能性が大です!
太ももが外側に張り出しているのは、、
ときどき、痩せているわりには、太ももだけが太いという方がいますよね。
妙に外側の筋肉だけが発達しているような感じの人。
スポーツなどで鍛えていれば別ですが、そうでなければ、歩き方の問題かもしれません。
足指が使えて、親指のプッシュホフが上手くできれば、太ももの外側にせり出ているようなお肉は細くなっていく可能性はあります。
O脚の人も同じです。
いつまでも元気に歩けるようでいたいなら
さらに、「インナーマッスル(内部の筋肉)を鍛えたい!」「筋肉を鍛えたい!」と言われる方が多いですが、歩くときにこの使い方ができないと、奥の方にある筋肉が上手く使えません。
インナーが使えることで、身体は安定します。
親指のプッシュオフは、正しく重心移動が出来ているかにもつながり、足への衝撃が減ります。
そのため、将来、いつまでも元気に歩けるようでありたいと考えるなら、歩き方には気をつけていきたいですね。
ロルフィング(バランスを整える筋膜リリース)では
とはいえ、 今まで30年、40年と、、その人固有の歩き方をしてきました。
理想的な歩き方をしたくても、内側の筋肉に対して外側の筋肉が発達してバランスが悪くなった状態では、上手く歩けないかもしれません。
ロルフィングのセッションでは、あらゆる角度から脚にアプローチしていきます。
ここでは”バランスを整える筋膜リリース”と表現しているように、筋膜という身体の軟部組織に注目しながら全身の筋膜バランスを整えていきます。
いつもどおりの歩き方で硬くなった筋膜をリリースしながら一旦、バラバラにし、そこからまとめ上げるようにしていきいます。
そうすると、いつもとは違った筋肉を使うようになります。
最終的には、脚だけで歩くというのではなく、全身の繋がりの中で、脚が楽に前に運べるようにしていきます。
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