児玉です。
「すごい勢いで脱力しています!」
ちょっと軽く手を触れるだけで、こんな風におっしゃるK様。あまりの体の反応の速さに、びっくりです(^▽^;)
ロルフィング10シリーズを既に終えた方で、時々、メンテナンスにいらしてくださるK様。
自営業の方です。私もそうですが、自営業は尚更、体が資本ですからね。健康には気を使いたいものです(^^)
最初は慢性的な腰痛がお悩みでロルフィングを受けられました。
今は、健康維持のため、、そして、趣味のテニス(趣味というよりは、かなり本格的です^^)、ランニングの上達のため、怪我予防のために受けてくださっています。
ロルフィングといえば、筋膜リリース?!
さて、ロルフィングといえば、主に筋膜にアプローチしていきます。そのため、「筋膜リリース」といえば、まさにロルフィングで扱う手技なんです。
ただ、もっと繊細、かつバラエティに富んでいますね^^ ロルフィングは、体を緩めるだけではありません。筋膜リリースなどの手法で、緊張して縮こまった体を解放(バラバラに)した後、まとめ上げる作業をします。
筋膜リリースだけで終わらないのです。 このまとめ上げる作業は、のちに紹介しますね。
とはいえ、筋膜リリースは、ロルフィングでは良く使われる手技です。
ただ、ロルフィングって、タッチの質に幅があります。しっかり触れることもありますが、触れるか触れないかの繊細なタッチで行われることもあります。
ロルフィングの手技者(ロルファー)によっても違いますね。
筋膜リリースする必要がありませんでした!
さて、話を元に戻しますと、、
「すごい勢いで脱力しています!」とコメントくださったK様。
この筋膜リリースをする必要がなかったのです。
施術者である私が、軽く手を触れるだけで、どんどん脱力していったんです。
普通のマッサージだったら考えられないでしょうね!
一生懸命、圧を加えても、体が緩んでくれないお客様もいますから、、
体って、強く圧を加えてマッサージしなくても、緩むことができるんです。
「強く押さないと効かない!」と固く信じている人もいますけどね。それは、本当は逆効果だと思っています。
体の感覚が麻痺して、もっと強くもっと強く、、って要求しだします。体がかえって固くなるんじゃないかな〜と思うのです。(個人的な意見です)
最近は、「筋膜リリース」という言葉以外にも「筋膜はがし」という言葉もあるようですね。
お客さまから、言われたこともあります。「筋膜はがし、やって!」と。
何だか、とても痛そうで、、(^▽^;) どうも抵抗がある言葉です。
脱力しています! その意味は、、
さて、もう一言!
「脱力する」ことの意味がわからない、という人もいるかもしれませんので補足します(^^)
私たちって、不要な力が入っていることが多いんです。
私たちの身体はは、事故や怪我、日頃の疲れ、ストレスなどによっても、筋膜が縮んでいるという話をしました。
縮んだ筋膜を広げていくことで、本来私たちの体が備えている治癒力が引き出されるということでした。
「無駄な力を入れっぱなし」の状態は、筋膜を縮ませることにつながるのです。
だから、まずは「無駄な力を抜くこと=脱力すること」が大事なのです!
特に、K様のように、スポーツされる方にとっては、無駄な力を抜くことはパフォーマンスの向上のためにもやっておきたいです。
年齢がいくにつれ、パワーで行うテニスは続かなくなりますしね、、^^;
さて、今回のK様の施術、こんな感想もいただきました!
○ こんなにも呼吸って変わるものなんですね!
○ 気になっていた肩、首のコリが改善しました!
最後に、姿勢と動きの確認を行いましたら、、
○ ああ、この(体の)感覚でよかったんですね。いつの間にか、前重心になっていました、、
とのこと。
最後には、ご自分なりの中心軸を見つけられたようで、笑顔でお帰りになられました。
今月は、高原で、テニス合宿があるとのこと。
何だか、K様、とても楽しそうです(^^)
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