先日、首の左側がいつも痛くなる・・というお話が、クライアントさんからありました。そう、いつも痛くなるのって、同じ側だったりしますよね? これって何故なんでしょう?
一つには、身体の歪みが考えられます。
例えば、まっすぐ前を向いているつもりでも、微妙に身体を右側のほうに、ひねっていることもあります。
肩甲骨付近でひねっているかもしれませんし、首をわずかに右側に向けるクセがあるかもしれません。
「え〜、でもそんな些細なことで?」と思われるかもしれませんよね。
残念ながら、身体って案外、簡単に歪でしまいます(^▽^;)
例えば、パソコンやスマホを見る時間が、ほんの一瞬で終わるなら、身体にそれほど影響がないかもしれません。しかし、実際は短時間ではすまされません。
ちょっとした身体のこうしたクセでも、長時間行えば、やはり、身体の歪みにつながります。
さて、ご自分で身体の歪みがあるかどうか分からない人は、次のようなやり方で、簡単にチェックしてみてくださいね。
1.立ったときの両足をチェック
まずは、立った状態で。
電車の中、あるいは、洗面所や台所などで立っているとき、両足は左右均等に並んでいますか? 左右のどちらかが、外側に向いていたりしていませんか?
2.肩の高さをチェック
また、鏡の前で立ったときに、肩の高さをチェックしてみましょう。左右均等ですか?
3.座った状態でチェック
今度は座ってあぐらをかいてみてください。または、両足を広げて(開脚)も良いでしょう。おおよそ左右均等ですか?
4.仰向けに寝てチェック
次に仰向けで寝てみます。そして、両方の腰骨の出っ張りを両方の手で触って見ます。
これは少し難しいかもしれませんので、分かる人だけやってみてください。左右の違いはないですか?
いかがでしたでしょうか? 年齢とともに、たいがい身体はだんだん歪んできてしまいます。
身体のクセってどうしても出てきます。これをそのまま放置していても良くはなりません。
反対に強化させてしまうことのほうが多いと思います。
身体の歪みが恐いのは、ある箇所の歪みが、代償を作りかねないからです。首をわずかに右に向けるクセのある人は、それが背中や骨盤の左右差を作る可能性もあります。
こうして身体はますます歪んできてしまいます。
だからこそ、自分がどんなクセを持っているのか、まずは気づく事が大切です。
骨盤・身体の歪みを防ぐ方法については、こちらで紹介しています。
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