柔軟性を高めてヨガを上達させたい人のための改善のヒント

姿勢や動き、身体の使い方

健康を考えてヨガを始めたけど、身体が硬くてうまくポーズが取れない!ということはありませんか?

 

ヨガの先生からは「身体が硬くても大丈夫!無理しないで自分のできる範囲内でやれば良いのですから〜」「やっていくうちに、身体は柔らかくなりすよ!」と言われるものの、

身体が硬い人にとっては、一向に身体が柔らかくならないので、続けることそのものが苦痛なんですよね。

(以前の私がそうでした^^;)

そこで、今回は、体が硬くて柔軟性を高めたい人、ヨガを上達させたい人のための改善のヒントをご紹介します。

 

身体が硬いのは〇〇の使い方の問題?!

小学生の頃から、身体が硬くて、腕を前に倒すのが苦痛でした。
でも、そんな私もちょっとした身体の使い方のコツをつかむことで以前より大幅に柔軟性は向上しました。

そして、身体が硬いのを気にされている、クライアントさんにも試してもらいました。

結果、大概の方が、身体が柔なくなったのを実感してくれています^^

 

施術によって、柔軟性が向上したこともありますが、いくつかポイントをご紹介しますので、ヨガをする際のヒントにしてくださいね。

柔軟性の向上1:身体の使い方を工夫する!

例えば、両足を前に出し、身体を前に倒しますよね。

身体の硬い人は、太ももの後ろ側(ハムストリングス)が硬くて伸びません。

硬くて伸びない箇所を伸ばそうそしても、それ以上は伸びませんし、無理に伸ばせば痛めてしまう可能性もあります。

伸びないところを無理して伸ばすのではなく、身体の使い方が大事です。

 

具体的には、背中のほうの筋肉を、まず伸ばしていきます。

特に、腰周辺部(胸腰筋膜)は、厚い層で覆われているため、硬くなりやすい部分です。

ここを意識的に伸ばしながら前に倒していきます。

 

身体の使い方については、こちらもご参考にしてください。

ヨガでポーズが取れない人のための改善のヒント

 

柔軟性の向上2:伸ばせないところは無視する!

例えば、前屈(足と手)のポーズ(ウッターナ・アーサナ)。

子殿の頃、学校の運動測定で、立って前屈したことを思い出させるこのポーズは、嫌いでした。

太ももの裏(ハムストリングス)が硬いのが、このポーズでもネックになっていました。

でも、これもカラダの使い方の問題なんですよね、、^^;

 

とはいえ、一言でカラダの使い方といっても、自分でやるには難しいです。
なので、伸びないところは、無視して、思い切って膝を曲げてしまっても良いかもしれません。

そんなことを言わなくても、カラダが硬いから膝は伸びないよ、、
といったご意見もあるかもしれませんが、ここで言っているのは、完全に無視してしまうこと。

「思い切って膝を曲げると」、股関節周りの硬さや、背中の硬さなど、いろいろな気づきが生まれるかもしれません。

 

こうして自分のカラダと対話するのが、ボディワーク流です! 

股関節周りや背中のほうの筋肉の伸びしろを感じたら、気持ちよく伸ばせる範囲内でゆっくり伸ばしていきましょう。

柔軟性の向上3:ポーズより、自己との対話

結局のところ、ヨガのポーズより、自分のカラダとの対話が重要なのではないでしょうか。

はじめのうちは、つい先生のポーズを真似て、それなりの形を作ろうとしまいますが、そもそも人によって骨の形状や関節の構造は違いますね。

筋肉の量、つき方なども千差万別です。

 

筋肉の性質上、一方向に筋肉を伸ばしても上手くいきません。

筋肉のつき方や形状によっても、伸ばす方向を変える必要がありますね。

そして周囲の筋肉の拮抗を緩和しながら、ゆっくり気持ち良く伸ばすのがコツ。

そう考えるなら、どうすれば気持ち良く伸びてくれるのか、探求していくと良いのかなあと思います。

 

ヨガの本質も、そこにあるのかもしれませんね。

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バランスを整える筋膜リリース(ロルフィング)では、、

最後に、身体のバランスを整える筋膜リリース(ロルフィング)のセッションで行っていることをご紹介します。

ロルフィングのセッションでは、硬く縮こまっている筋膜を、ゆっくりじわ〜と伸ばしていきます。

(ここでも、一方向ではなく、他方向に広げ、硬くなった組織を周りの組織と均一になるようにしていきます)

 

先ほどの、太ももの裏(ハムストリングス)にもアプローチしますが、それ以前に股関節周りの可動域を広げたり、他とのバランスをとりながら、緊張を緩和していきます。そのため、柔軟性も徐々に向上していきます。

ロルフィングというと、筋膜ばかりが強調されますが、関節の可動域も見ていきますね。

カラダが硬いひとは、関節の可動域が狭いひとも多く、そこもチェックしていきます。

 

そして、やはり重視したいのが、カラダの使い方です。

ダンサーならダンスの動き、楽器演奏者であれば、楽器演奏時の動きなどに応用でいるよう、セッションでは、カラダの使い方、動きというものにフォーカスしていきます。

ヨガについても、全身をどう使ってポーズを取るか、そこが大切だったりしますよね。

 

ご自分のカラダのことが分かってくると、きっとヨガも楽しめると思います! ぜひ、探求してみてください。

 

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