肩こりがひどい人の原因は、感情やストレスによる場合もある

からだのこと(全般)

「肩こりがひどくて、ずっと治らない」とか、「身体が何となく調子良くないな〜」なんて感じることないですか?

私たちの身体は、日頃の疲労やストレスなどで緊張していることが多いです

それが、肩こりや身体の不調に影響しています

今回は、身体の緊張について説明しますね

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そもそも、どうして身体は緊張するの?

人前にたったり、はじめて会う人の前では緊張したりしますよね?

緊張って、身体がこわばって力が入っている状態です

それでは、無駄なエネルギーを使って、疲れるのも当然です

不安や恐れなどの感情が、身体に緊張をもたらしているのです

 

みんな不安や恐れの感情は持っています

今の生活より悪くなりたくない、レベルを落としたくないって、どこかで思っているんです

 

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ちょっと、飛行機や、ジェットコースターなどの乗り物に乗って、高いところから落下するのを想像してみてください

私たちの身体は支えがなくなって、一瞬、ふあ〜と空中に舞うような感覚に襲われますよね

そのとき身体を「きゅっと」縮こませたりしませんか?

そして、力が入ってしまいます

リラックスはできていません

身体は、こうして不安、恐れの感情によって、身体を緊張させて、また縮こませたりするのです

 

また、怒りについても同じことが言えます

誰かに向かって激怒するとき、拳をにぎっって身を震わせたり、歯を食いしばったりしますね

また、ちょっとしたイライラも、身体は力んだりしています

これらも、身体の緊張です

 

このように、私たちの感情が身体に緊張を作っていることも多くあります

それが積もり積もって、肩こりがひどくなったり、身体が不調になります

 

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ロルフィングは、身体を緊張から解放します

こうして大概、私たちの身体は、緊張して縮こまっていることが多いです

だから、ロルフィングのセッションでは、身体を緊張から解放して、広がりのある伸びやかな動きを目指していきます

 

ロルフィングを受けてくださる方の中には、ダンサーの方もいらっしゃいます

彼らには、ただ立っているだけで、存在感があります

そして伸びやかで、しなやかな動きをします

身体がこわばって緊張し、縮こまっていたら、そうはなりません

だから、時々、身体の緊張を解放するためにロルフィングを受けてくださります

 

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でも、私たちも、生まれた時から幼少期のある時期までは、伸びやかですくすくと成長しました

柔軟性のある動きをしていました

ところが、いつのまにか身体は硬くなって、動かすと、あちこち痛くないですか(笑)

子どもの頃は、いろいろなことができたんです

それが、様々な理由で、制限された動きを繰り返し、失われていきます

出来ることが少なくなって、限られてしまうんですね

ロルフィングは、その少なくなってしまった動きや、限られてしまったこと(機能)を取り戻し、可能性を広げていきます

 

「感じること」を意識する

私たちは、ほとんど、自分の身体を感じるようなことをしていません

自分自身の感覚よりも、視覚のほうを優先させ、誰か手本になる人と自分を重ね合わせ、真似をしていることもあります

目や耳から入ってくる様々な情報に惑わされ、自分を見失っているように思えるときもありますね

 

「どんな姿勢が正しいのか?」っていろいろな情報を求めてくるクライアントさんも多いです

自分の姿勢を、誰かから判断してもらいたい、って思っている人もいます

(もちろん、そうした気持ちも、分からなくはありません(^▽^;)  だから、何でも遠慮なく聞いてくださいね〜)

 

ですが、情報が氾濫しているこの世の中で、すでにたくさんの知識を抱えている人もいます

そうした人にはむしろ、「ご自分の身体はどうなの?」って、身体を感じることに意識を向けてもらいたいんですね

 

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ご自分の身体が感じられるようになれば、本来、身体は楽なものだ、ということに気がつきはじめます

ストレスを感じているとき、身体が緊張している状態も感じられ、早い目に対処することもできますね

誰かの判断に従って迷うこともなく、ご自分の身体の状態をもっと知ることができます

 

ロルフィングは治療そのものではありませんが、不思議なことに、こうした課程を踏みながら、身体の状態も良くなったりすることが多いのです

また、肩こりの症状につながるからだの使い方、姿勢に気がつきはじめます

身体の根本からの改善は、こうしたご自分の身体を感じることからなんですね

 

そろそろ、ご自分の身体に向き合ってみませんか?

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