◆天職だと思いましたか?
»「システムの会社から、この世界へと大幅に転換されましたが、その当時、この仕事は天職だと思われましたか?」
「思っていないですね。ただ、やってみようと思っただけです。実は、人生において海外へ行くチャンスが当時2回ありました。一つがテニス留学への誘いで、もう一つが、アルバイト先のサーフショップで働いていたときです。ニュージーランドでお店を出すから立ち上げに言って来てくれと言われたのです。それが大学最後の年の2月で、内定も既にもらっていましたから、あと2ヵ月ほど待ってくれれば卒業という時でした。僕は、2年間も留年して親にも迷惑をかけているので、卒業するまで待ってくださいと社長にお願いしましたら、今、行かないのならいらないと言われました。ある意味、社長は僕を試したのだと思います。ベンチャーとして個人で独立してやっていくのであれば、学歴は関係ないだろうし、1日でもその世界に飛び込んで学ぶことが大事ではないだろうかと言われました。その一言が心に突き刺さりましたね。ただ、散々遊んできて、2ヵ月で6年は棒に振れないと思いました。実は、内定をもらった後も、もっと良い会社はないかと就職活動をしていました。当時、内定はいくつかもらっていたのですが、それにもかかわらず、就職活動はずっと続けていました。その中で最も魅力的な会社が、最終的に就職したシステム会社でしたが、ただ、その会社と比べても、アルバイト先の会社は魅力的でした。だから、もう2ヵ月待ってくれたら、そちらの会社に就職していたかもしれません。そいうことがありましたので、次にそういう話があったら、迷わずすっと行ける人でありたいなあと思っていました。その時に、それをすごく思いましたね」
»「そして、3度目が米国への修行ということでしょうか」
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