30代男性会社員:
残業が多く、デスクワーク中心の生活で首の緊張、痛みを緩和したいと施術を受けに来られた方のロルフィング体験談です。
Q1 ロルフィングのセッションに期待したものは?
・首の痛みの緩和、頭痛の改善
Q2 セッションを重ねる中で、経験したこと、感じたこと、気づいた点、変化など(日常生活、感情面、疲労感、身体の痛みなど)
自分の体に意識を向けることが多くなった。
頭痛はなくなり、目の疲れもだいぶ緩和された。
パソコンの画面を見るときの目の使い方や姿勢が変わるだけで首の痛みがなくなることを実感した。
Q3 セッションを受けたとときの感覚は?
マッサージとは違う感覚。
寝てしまうことも多かった。
Q4 各セッション後の身体の感覚や変化、心の変化
<#1~3>
背中の緊張がとれたせいか、体が楽なるのが分かった。
<#4~7>
体全体が固いのが分かった。
背中が緩んでいくのが感じられた。
<#9~10>
ロルフィングを受け始めたころは、1週間くらいすると首に痛みが生じていたが、徐々に間隔を空けても痛みが出なくなってきた。
《サロンからのコメント》
#1〜#3(セッションで意識したこと、その他補足)
・症状が辛そうでしたので、最初は1週間ごとに来てもらいました。
・背中が平坦で緊張も見られましたので、最初のアプローチは、胸郭、背中の緊張を緩和し、呼吸がスムーズにできるように試みました。
・(ご本人は、背中の緊張はあまり感じられていなかったご様子でした。)
・呼吸が胸の上部の方へ、背中側へも伝わるように意識しました。
#4〜#7(セッションで意識したこと、その他補足)
・最初の3回で、首の緊張、肩から背中への緊張はある程度緩和されましたので、脚〜骨盤の変化を試みました。
・(背中の平坦さ、脊柱起立筋などの緊張が見られました。)
・それらを考慮し、骨盤、脚のつながりなどに変化が起こることで、上部(首、頭)にどのような影響がもたらされるのかを見ていました。
#8〜10(セッションで意識したこと、その他補足)
・首の緊張は、セッション後は楽になりましたとコメントをいただいていましたが、夜遅くまで続くパソコン作業を続ける生活に戻られるため、1週間〜10日程度で首の痛みを引き起こすパターンを繰り返していました。
・これらを考慮し、ムーブメント・エデュケーションを取り入れるようにしました。
(イスに座った時の姿勢の確認、呼吸の広がりと空間認識、頭頂部へのつながり、パソコンの画面を見る時の目の使い方など)
・首、頭だけに意識を向けるのではなく、足裏からのつながり、関係性を繰り返し感じてもらうことにより、首の緊張は徐々に緩和されていったように思います。
*ポイント
ムーブメント・エデュケーションを最後に取り入れることにより、物を見るときの目の使い方などが変化し、首の緊張緩和にだいぶ助けになったように思いました。
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