ロルフィングが腰痛などの痛みに注意を向けない理由とは!?

からだのこと(全般)

児玉です。

腰痛、肩こり、首の痛みなどの症状も重くなって、”激痛”とまでいくと辛いですよね。

 

「痛み」を抱えている人は、生活にも支障が出ます。オフィスの椅子に座っていることすら苦痛だったりしますから、、(≧∇≦)

 

先日、腰痛のお悩みで来られた方がいらっしゃいましたので、改めて、「痛み」について触れてみたいと思います。

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「痛みを取り除くこと」が、ゴールではありません

ロルフィングなどのボディワークは、通常、治療を目的にしていません。そのため、必ずしも「痛みを取り除くこと」がゴールではありません。

 

「痛み」を抱えている人からみれば、とんでもない話と思うでしょう。きっと、何でも良いから、「早く痛みを取り除いてくれ、、、」と言いたくなりますよね^^;

 

ただ、実は、こうした考え方そのものが、腰痛などの症状に悪影響を及ぼしていることがあります。

 

身体に痛みがあれば、そこにフォーカスしてしまうのは致し方がないです。

 

ですが、痛みに注意が向けられるほど、痛みからの解放が難しくなる場合があります。

 

“痛み”のメカニズムを考えると、むしろ、”痛み”に注意を向けないほうが良いんですね。

 

“ホリスティックケア”の考え方をご存知でしょうか?

NPO法人日本ホリスティック医学協会では、健康を「精神・身体・環境がほどよく調和し、与えられている条件において最良のクオリティ・オブ・ライフ(生の質)を得ている状態」と、より積極的な定義をしています。

 

痛みの症状が改善されても、本来の意味の”健康”になったとは言えません。

 

ストレスが疑われる病気に対して日本の医療は、投薬やカウンセリングが中心で対症療法が一般的ですよね。

 

一方、国医学、チベット医学、アユールベーダなどの伝統医療、様々な代替療法では、身体(肉体)だけでなく、生命エネルギー(気)なども含め、総合的にケアします。

 

ロルフィングも同じように、総合的な見地からセッションを行っていきます。

 

近視眼的に痛みに対処するよりも、全体性、総合的な観点から身体に働きかけたほうが好ましい結果を導く場合があるのです。

 

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腰痛などの”痛み”にも、アウェアネス「気づき」が大切?!

腰痛など痛みも、内臓の不具合も、ある意味、身体の危険信号と言えますよね。

 

いわゆる成人病を発症した人には「生活習慣病を見直しましょう」という警告のメッセージであり、内臓疾患を伴わない背中の痛みや腰痛であれば、「ひどく疲れがたまっていますよ」というメッセージかもしれません。

 

腰痛を抱えていれば、腰のあたりに問題があると考えてしまうかもしれません。 ところが実際は、そこが問題ではなかったりします。

 

問題は、痛みではないのです。

(これについては、改めて触れていきますね)

 

さて、痛みにフォーカスしても、必ずしもそこが問題とはいえず、むしろ、総合的に捉えていったほうがうまくいくことが多いです。

 

 

その上で、もう一つ大事なのが、「気づき」です。

 

「変化」をもたらすには、本人の「気づき」が必要です。

 

(これ、すごく大事なことです!^^)

 

例えば、腰痛の症状を一時的に緩和させたとしても、腰痛を患ってるご本人に生活スタイル等に対する「気づき」が無ければ、同じことを繰り返す恐れがありますよね(^▽^;)

 

ちょうど、「メタボはよくありません!」「中性脂肪を減らしていきましょう」と、医師や看護師さんが言ったとしても、本人が、自分の身体の状態の深刻さに気付かない限り、ダイエットしようとは思わないのと同じです。

 

変化するためには、本人が身体の警告メッセージに気付ことが大切ですね。

 

そのため、当サロンでは、身体の「気づき」を大切にセッションを行っています。

 

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