早く暖かくならないかなと、春本番が待ち遠しい今日この頃です。ベランダの花たちは、満開です。
「もっと楽に歩けるようになりたい」お客様
先日、手術をして体調が今ひとつ回復しないと言ってロルフィングを受けに来てくださった方がいます。
「自分の力でもっと楽に歩けるようになりたい!」
それがT様の希望でした。
手術をして筋肉が落ちてしまったので、リハビリの先生から、「筋肉をつけなさい」「カラダを鍛えなさい」と言われているんだそうです。
T様の口からは頻繁に「カラダを鍛える」という言葉が出てきます。
そのとき、「カラダを鍛えても、楽に歩けるとは限らないのに〜」というのが、最初の私の疑問でした^^;
筋肉が落ちてしまっているから、「カラダが疲れる」と思っているT様。
でも、それって本当なの??
そもそも、「カラダが疲れた」と感じるのは、その人のカラダの感覚だから、一概には言えませんが、筋肉が減ったからとは限らないと思ったのです。
なぜなら、楽に歩こうと思ったら、T様は今でも楽に歩けます!
必要のない力を抜きながらバランスが取れれば、楽に歩くことは可能なのです。
でも、ちょっとしたコツがあって、そのとき大事なのが、身体の使い方!
身体の使い方で、身体の疲れ具合は全く違いますね!
そのためにも、自分のカラダの感覚は大切にしたいです。
私:「ここ、力を抜いて、、」
私:「(重力に従い)カラダを下方向に委ねてみてください!」
私「ほら、カラダは楽になりますよね?」「今でも楽に歩けませんか?」
と、お聞きすると、
T様:「ああ、そうでした〜」
T様「この感覚忘れていました〜」
と。
もちろん、年齢のこと、将来のことを考えると「筋肉をつける」ことも必要です。
ですが、硬くなった筋膜を緩めながら、普段から筋肉が使えるようにしていきたいです。
例えば、お腹の奥のほうにある腹横筋。普段から、使ってあげるほうが良いですね。
T様には、カラダの不要な力をさらに抜きつつ、使うべき筋肉は使えるような動きを目指して、一層、楽に歩けるよう、セッションを進めていきたいと思っています。
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