肩こりで頭痛に悩まれる方へのシンプルな解決策(その3)

からだのこと(全般)

渋谷・池尻大橋の整体ともマッサージとも違う、カラダの根本からの改善を期待するロルフィングサロン 児玉です

 

昨日、クライアントさんがこんな話をしてくださいました^^

デスクワーク中心の仕事から転職して、立ち仕事が中心の生活になったらカラダがすこぶる良くなった、というのです(^▽^;)

 

そうですよね〜。
パソコンの前に長時間座っていると、カラダは硬くなってきますからね。


肩こり
肩こりからくる頭痛が起きても不思議ではありません。
いかにダメージが大きいか、今だったら分かります〜

 

とはいえ、今や、パソコンもスマホも手放せない毎日。

今回も、肩こり、そして肩こりで頭痛に悩む方へ、ちょっとしたヒントをご紹介していきます。

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頻繁に肩こりや、肩こりで頭痛になりやすいのか、

マッサージ等を受けても、また肩こりで頭痛の症状に陥ってしまうのを、ロルフィングでは、どう対応しようとしているのかは、前回の記事をご覧くださいね

 

肩こりで頭痛に悩む方へ:カラダの前後のバランスを保つコツ(1)

今回は、パソコンに向かう時の姿勢をチェックしていきますね

肩こりや、肩こりで頭痛にならないためにも、出来る限り、カラダの前後のバランスを保ちたいのです

そこで、注目したいのが、脇にある筋肉(前鋸筋、赤色の部分)です

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(Wikipediaより)

イスに座った状態で両脇をしめると、この筋肉が働きます

私たちの肩って、気がつくと上がっていることってないですか?

肩を上げる必要がないのに、上がっている〜

無駄な労力ですよね

ロルフィングは、無駄は力は出来る限り、「抜きましょう」というのが基本の考え方です

そこで、脇をしめることで、肩が上がらないようにしていきます

 

肩こりで頭痛に悩む方へ:カラダの前後のバランスを保つコツ(2)

念のため、前回から登場している、肩こりの代表的な筋肉、僧帽筋について確認しておきましょう

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こんな風についていましたよね

 

そこで、ちょっと試しに、両肩を首のほうに向けて、少しだけ上げてみて下さい

(肩をすくめるという感じでしょうか・・)

ついつい、肩が上がっちゃう人の格好ですね

 

 

そうすると、肩をちょっとだけ上げた(すくめた)だけなのに、肩や首が緊張するのを感じませんか?

肩と首の間のスペースが、縮まるのを感じませんか?

 

今度は、両肘をカラダの内側に少しだけ近づけるようにして、両脇をしめるようにしてみます

肩が安定して、上がりにくくなりませんか?

肩と首の間のスペースが、長く、保たれるのを感じてください。

 

自分のカラダに意識を向けてこなかった人にとっては、最初は難しく感じるかもしれません。

でも、自分の身体に向きあっていますと、それも徐々に変わってきますので、ちょと意識を向けてみてくださいね。

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肩こりで頭痛に悩む方へ:カラダの前後のバランスを保つコツ(3)

両脇がしめられるようになると、肩が上がりにくくなるだけではありません

カラダの前後のバランスも保たれますね

 

もう一度、イスに座った状態で、両肘をカラダのほうに近づけてください

(両脇がしまった状態です)

そうすると、カラダの前側(胸のほう)が、幾分持ち上げられるのを感じませんか?

もしくは、胸が開いたり、呼吸が入り易くなるのを感じられるかもしれません

そして、今度は、後ろ側(背中のほう)も意識してみましょう

肩や肩甲骨が下がって、背中の伸びを感じたりしませんか?

 

脇が使えてくると、カラダの前後のバランスを取るのにも良いのです

そして、結果として、首の長さを保つのにも役立ちます

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(これは、ちょっと肘をカラダに近づけ過ぎで、背中が縮んでいますが、イメージとしてはこんな感じかな?)

 

肩こりで頭痛に悩む方へ:カラダの前後のバランスを保つコツ(4)

カラダの前後のバランスがとれてくると、

カラダが前屈みになりやすかったのが、起き上がる状態に変わってきます

そして、そうした土台が整えられた上で、首が支えられるんですね。

 

肩こりで頭痛に悩まれる人の症状を良くしようと、首だけ、あるいは肩だけをどうこうしようと思っても上手くいきません。

 

一時的に緊張を緩和して、肩こりで頭痛の症状を軽くすることは可能かもしれませんが、根本的な解決にはなりません。

 

繰り返しますが、カラダの前側が上に持ち上げられ、後側(背中側)が下に下がって、一定の長さを保ちます

こうしてカラダの前後のバランスが保たれた状態の上に、首は上のほうへと、伸びを作っていきます

 

こうすることで、根本から、慢性的な肩こり、また肩こりからくる頭痛を緩和していくことが期待できるのです

 

体の使い方、姿勢については、こちらでもご紹介しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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